自分の歌声が嫌い?(ボイトレ心理学)

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自分の歌声が嫌い?


こんにちは、アンヴォーカルピアノスクールの代表の浅井です。

最近心理学も勉強していて、歌を歌うことは、気持ち(感情)を表現する、自分を解放する、全ては自分を認めることなんだなと感じました。

今日のテーマは「自分の歌声が嫌い?」というテーマですが、ギクッとした人も多いかも知れませんね。

私も自分の歌声、特に好きではないです(笑)

裏声が強すぎて地声がまだまだ弱いし、顎の歪みが強いからすぐ顎に力が入ってしまうし、舌が長すぎてコントロールきかないし、高いドのあたりの音域だと詰まりやすいし・・・

「なんて自分の喉は扱いづらいんだろう」と、日々思っております。

でも、時々「いい声だな~、きれいな響きだな~」と思う瞬間もあって、他の人ときれいにハモったときは「いい演奏だなー」と自画自賛したくなる時があります!

満足しているのと、不満足なのと半々くらいですかね。

でも、もし大満足していたとしたら、レッスンに通ったりボイトレの研究もしなくなってしまうので、私は満足できないくらいでいいのだと思っています(笑)

私の歌声は本当によくないの?

ところで、自分で「私の声はへんな声」「きれいじゃない」「練習したって上手くならない」と、決めつけている人も多くいらっしゃるのではないかと思います。

実際、初めてレッスンに来られる方の中でも「歌は好きだけど自信がない」という方も多いです。

あと、結構歌えるけど、「自分の歌声を聴きたくない」という方もいるように感じます。

自分の声が好きになれないのは、「自分の声を知らないから」というのが一番の大きな理由です。

怖いもの知らずかな。


「いつも話している声」=「歌声」がイコールだと思ってしまっているからです。

人間の身体の声を出すための機能を、フルで使っている声を出している状態を100%とすると、日常の話し声では15%から20%しか使っていません。

話し声は、決まった狭い音域の声しか出していないし、喉の筋肉のほんの一部しか使っていないし、舌もちょっとしか動かいていないです。

ですから、普段その可動域で過ごしていると、カラオケに行ったとに突然「高音出せー!」「大きく出せー!」ということになっても、出なくて当然です。

車の運転をしたことのない人に、「いきなり高速道路走れ!」と言っても無理ですよね。

だから、自分の声がどれほど出るようになるのか知らないだけなので、今の状態で「私は歌えない、声が悪い」と決めつけないで大丈夫なんですよ。

車の教習所に習いに行くまでは、ハンドルの切り方もわからないですよね。
使いこなせるには、ある程度の練習が必要ですし、そこにどれくらい時間をかけてたっていいのです。

近所の道を走れる程度になれればいい人、首都高もビュンビュン走れるようになりたい人、ペーパードライバーでたまに乗れればいいという人、そのひとの車対する価値観、重要度が違うのが当たりまえ。

他人からは、「めちゃめちゃいい声!」と思われていても本人が満足しなかったりする場合もあれば、
「本当に声が出ないけど、歌に関心なくて歌えなくてもいい」と思っている人もいます。


「他人から見た自分で判断するのではなく、どんな自分でいたいのか?
が大切なんですよね。

「もっと自分の声が満足できるようになりたい!」
という気持ちがもし強いとしたらなら、
「まずボイストレーニングに通って、自分の声の可動域を広げて、自分の身体の機能を100%使った声を知りましょうよ」
というのが私の考えです。

そのうえで、「本当に自分好みでない変な声なのか」を確認してみたいですね。

でも、こうやって考えていくと、自分目線で「私の声は自分の好みでない」と判断してたのではなく、実は「他人からどう思われているか」を気にしすぎていた可能性もありますね。

誰かに音痴と言われたとか、人と比べて声が出ないとか思ってしまっているのかもしれませんね。

人前だと必要以上に緊張する

私自身も、20年も歌のレッスンを受けてきていても人前に出るとガチガチに緊張してしまい、恥ずかしながら自分らしい歌を歌うことができませんでした。

でも、ステージで歌うが好きで何度も出るのですが、毎回ガチガチになり、終わって落ち込むの繰り返し。

「これだけ練習してきたんだから」とか、「ボイストレーナーとして教えてる人間が上手く歌えないとダメなんだ」と思い込み、変なプレッシャーを感じていました。


ある方から「その時にできることをすればいい」というアドバイスをいただいてから、徐々にその本番での出来栄えは気にならなくなりました。


本番の出来栄えも大切ですが、私たちは本番に向けて悩んだり、一生懸命同じことを何度も繰り返しながらいいものを作ろうとしてきたのです。
そのこと自体に価値を感じていったらいいんじゃないと思えてきたら、もっと気楽になりました。

生徒さんにもこんな風に伝えています。
「『この曲と自分の声と向き合って積み上げて練習してきた』その過程にも価値を感じよう!
それに向けて頑張ってきた経験が宝物なんだよ!

本番の出来はその時だけのもの。
聴いているお客様には、どんな思いでこちらがこの歌と自分と向き合ってきたかなんて、ずっと見てきたわけじゃないからわからないかもしれない。

聴いているその人の価値観が基準だし、本番で上手く歌えなかったとしたって、それは聴いている人にとってはどうでもいいことかもしれない。

だから、『本番では自分らしく歌う』そこだけ考えておけばいいよ!」


私がそんな気持ちでのびのび歌えると、生徒さんものびのびしてきます。


でも、レッスンを受けるのがコワい

日々のレッスンで、見ているのは私だけしかいないレッスン室で歌うだけでも緊張してしまう方、
「声がひっくり返ったらかっこ悪い」とか、口を大きく開けるのも照れてしまって思い切ってできない方もいらっしゃいます。

それでも、頑張ってレッスンに続けてきてくれて、一歩ずつ前進しています。

自信がないことに取り組むことは不安なることもたくさんあると思います。
だから、今できることから練習していけばいいんです。

どうかみなさん!「自分はいい声じゃない」って決めつけないで!
まだ磨いていない、ダイヤモンドの原石なだけです。


「できてるかわからないけど、一生懸命練習してきました!」と、言いながら通い続ける生徒のみなさん。
そんな皆さんの「すごいこんな声が出てきた!」と自分の声が変わっていくことに感動する姿が、私の喜びです。

「自分の声を良くしたい」「自分の声を好きになりたい」と、「自分の声のトレーニングにチャレンジすること」そのものがもう素敵なことだと思えたら、自分の声が好きになった一歩だと思いますよ!

コワいけど、ちょっと踏み出してみようかなと思った方、是非お待ちしています♪

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