歌が上手になるために、発声練習の次にするべきことは?

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アンヴォ―カル・ピアノスクールの浅井です。
お久しぶりの投稿です!

6年間一緒に働いてくれた講師が諸事情で辞めることになり、忙しくしておりました。
今月から新しい講師の育成も始まるので、心機一転頑張っていきたいと思います!

さて、今回は発音練習の重要性に関してお話ししていきたいと思います。
歌を歌っているとこんな悩みはありませんか?

  • 高い音になると、ひっくり返ってしまう。
  • 高い音になると、か細い裏声しか出ない。
  • 喉が詰まる。

そして、上のような悩みのある方には、「これ以上の高い声が出る気がしない・・・絶対無理」という感覚さえお持ちなんじゃないかと思います。
このような悩みを解決して1曲歌いあげるには、「発声練習と同じくらい、発音練習も大事!」です。

発声練習で出た音域まで、歌の時にも出るようになるための練習方法を、詳しく説明していきますね。


今回はボイトレ初心者の方よりも、「まあまあ高い声が出る方だけど、歌になるとダメ!!」という方や、ちょっとボイトレ経験のある方、今まで私のブログを読んだことがある方に向けの内容となっています。

「全然声が出ない」という方にはこちらのブログから読んでいただくことをおススメします。
☞「歌うと喉が詰まる」の解決方法とは?


☞説明より、早く練習方法が知りたいという人は、続きのブログ「歌が劇的に変わる!『発音練習法』とは?~日本語母音編」に進んじゃってください。

なぜ歌うと発声が崩れてしまうのか?

私は5年前くらいから「舌骨」や「舌」の重要性について研究し、それらをコントロールしながら歌う練習を、舌骨発声ボイストレーニングと名付けて発表しています。

舌骨の位置の安定を意識して声を出す練習をしていくと、「喉が開く感覚、声が響く感覚」が得られます。
何か月か繰り返し発声練習をしていくと、「うんうん、できた。喉が開いてる」と実感が持てるようになります。

発声が良くなってきたし高い声も出るようになってきたから、「そろそろ歌いましょう」と、曲の練習を始めると・・・
「あれ、声が出ない」

大抵の方は、歌を歌うとその感覚が半分くらいなくなって、発声練習の声より小さくなってしまいます。

男性の場合では、発声練習ではHi-Cまで出ても、歌では「Aの音がやっと出るくらい」と言うことも多いのです。


その原因を順を追って見ていくと、

発声練習では、母音や単純な子音をつけた言葉を繰り返すだけ。
   ⇓
声の正しい出し方がつかみやすい。
   ⇓
歌では言葉が変化するので、様々な子音と母音がコロコロと入れ替わる。

   ⇓
舌や顎が動く
   ⇓
舌骨の位置が乱れて、正しい発声が崩壊する。
   ⇓
喉が苦しくなる。
声が響かない。
高音が詰まる。

加えて、音程やリズムも激しく変化するので、そっちに気を取られ、歌になると全然声のコントロールができなくなるということはあたり前におきます。

では、どうやったら歌えるようになるのか?
やっぱり自分はセンスがないからダメ?

そんなことはありません!!

残念ながら、一般のボイトレではほとんど指導されていない、あることを練習していけばいいのです。

どうやったら発声を崩さずに、上手に歌いきることができるのか?

歌いながら発声が崩れずに歌うためには、
「発声を乱さない舌の位置で、歌詞を発音できるようにする」

ことです。

日本語を話せるみなさんでも、「あいうえお」の正しい舌の位置って意外とご存じないですよね?

舌の長さや口の大きさも人によって違いますから、それぞれ自分にとってのベストな舌の位置っていうのがあるんです。

  • 自分にとって、一番「声が響く舌の位置」
  • 自分にとって、一番「楽できれいに言葉を発音できる舌の位置」
  • 自分にとって、一番「高い声が出しやすい舌の位置」

これらを見つけて習得していくことで、あなたの歌は見違えるように上手に、かっこよくなります!

一般的なボイトレだと、口の開け方を指導されることが多いですね。
しかし、実は、母音や子音の変化をつけるのは『舌』なので、下あごは正直ほどんと動かす必要はありません。

腹話術なんかも全く口を動かさずに、言葉を発音できますよね。

下あごを動かしてしまうと、一緒に喉仏が動き、中にある声帯までも動いてしまい、発声が崩れます。
ですから、口をパクパク大きく動かして歌うことは、できるだけやめたほうがいいです。

舌の動きも最小限にしながら、なおかつ、はっきり発音できることが発声の安定につながります。

洋楽での英語の発音も良くなる!

英語の曲の場合、英語は話せるから発音は大丈夫と思っている方も多いです。
話すときに相手に伝わる発音ができたとしても、歌でいい発声をキープしたまま歌詞を発音できることは全然違います。

たとえ英語が話せたとしても、高い声や早いリズムで正しく発音し続ける
ことはとても難しいので、発音練習はするべきです。

また、英語の母音・子音に合った舌の位置を練習していくと、ネイティヴに近い発音や音色を出すことができますので、全く英語が話せないという方でも英語の曲がかっこよく歌えるようになります!

「一生懸命真似しようとしているけど、英語が上手く発音できない」という方も、正しい舌のフォームを練習していくことでガラッと発音が変わりますよ!

舌の筋肉を軟らかくしましょう

発音に合わせた舌の動かし方を覚えるには、舌の筋肉を使うことが必要です。

いきなり発音練習をしようと思っても、舌が自由に動かなければ上手く発音できないので、まずは舌のマッサージと筋トレをしましょう。

舌のマッサージ方法は、実際に私がやり方を動画で紹介しています。


舌の筋トレ方法

舌の筋肉は、下の図のように何枚もの筋肉の集合体となっています。


出したい声に合わせて舌の筋肉を使ったり、強くしたりしていくと声質を変えていくこともできます。


特に、舌を上げる筋肉(茎突舌筋)を鍛えていくとクリアに明るく発音できるようになっていきます。
日本人は、この舌を上げる筋肉が弱いので、ぜひ強化していきましょう。

舌を上げる筋肉を鍛えていくと、高い音でも喉が詰まりにくくなったり、はっきり歌詞を言えるようになったりと、高音の出方が見違えるほど歌いやすくなります!
声が小さい人やこもりやすい人のお悩みも解消できますよ!


舌を上げる筋肉の基礎トレーニングのやり方はいくつか方法がありますが、下記の動画の「ペコぱんだ」器具を使うのがお手軽です!



歌のためには、舌の奥の方を上げられるようになりたいので、ペコぱんだをできるだけ口の奥まで入れながら行ってください。 
この舌の筋トレをやり始めただけでも、声が変わった生徒さんが何人もいらっしゃいます。


ということで、今回は、発音練習の重要性と舌の筋肉トレについてお話しさせていただきました。

今まで書いた内容とかぶってることもあったと思いますが、次回はいよいよ 「発音練習の方法」について解説していきます。
実際のレッスンを受けないと知ることができなかった企業秘密な内容を公開です!
☞ブログ「歌が劇的に変わる!『発音練習法』とは?~日本語母音編」

☞関連ブログ「歌うと喉が詰まる」の解決方法とは?

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