子どもへのボイストレーニングの効果【2020年8月6日更新】

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こんにちは!アンヴォーカル・ピアノスクール代表の浅井です。

「小さい子に教えて意味あるの?」とか、「歌なんて自然に覚えるんじゃないの?」と、不思議に思われることが多く、子どものボイストレーニングの必要性があまり広まっていません。

でも、日頃お子さんたちに接している私は「ピアノと同じように、小さいうちからやったほうがいい!」と思うのです!

レッスンを初め受けにいらっしゃる生徒さんでは、
「幼稚園や学校で歌う時に、大声を張り上げて歌ってたために、ハスキーになった」
「この子音痴なんですよ」
というお母様が多くいらっしゃいます。


学校では、「教育として、歌の歌い方をちゃんと教えてくれているはず・・・」なのに、 なぜこんなにも歌うことにうまくできないのでしょうか? 

幼稚園や学校で、ボイストレーニングは教えてくれない

通常、体育の授業では、けがをさせないように、最新の注意を払って行なわれています。

しかし、音楽の授業では子どもが「歌ってから喉が痛くなった」と言っても、ほとんど対処しないということが多いです。

私自身も大学で声楽を学び教職を取りましたが、「発声の指導法」をで学べるような授業はありませんでした。
私の指導法は、ボイストレーナーになった後で生徒さんたちに指導していく上で壁にぶつかるたびに、良い方法を研究しながら生み出していったものです。


ですから、現在音楽の教職を持っている先生の多くは、
「子どもにどんな出し方を教えればいいか」
「学年によって声帯や喉の筋肉がどのように成長していくのか」
「年齢に合わせた発声指導はどのようにしていけばいいか」

ということを知りません。


そのため、子供たちに合った教え方はよくわからないまま教壇に立つことになります。
当然、高度な技術の声楽の発声の方法を、週に1,2回の音楽の授業で小学生ができるわけもありません

また、先生の専攻が器楽(ピアノ、金管楽器、木管楽器、打楽器など)だった場合は、声楽を学ぶ時間もほとんどなかったので、もっと困ることになります。

子供たちに合った声の出し方を、先生が独自に研究でもしない限り、教えられる先生は少ないのです。

そのためにどのような問題が生まれるでしょうか?

1.喉が苦しくても、力づくで歌う癖がつく。

この記事をご覧になっている親御さんの中で、子どもの時の学校の音楽の授業で「口を大きく」「お腹から声を出して」「頭の方へ声を飛ばして」と、言われた経験のある方もいるのではないでしょうか?

「お腹から声は出ない」です。
 声が出るのは、喉からです。 
お腹に空気も入りません。
入るのは、肺です。

子どもの時に、正しい知識を教えられてないおかげで、「お腹から声が出ないからだめだ・・・」と、大人になってからも「歌への自信がない」とおっしゃる方も多いです。

そこから何十年もたった現在でも、ほとんどの学校の先生たちは、子供たちに「とにかく大きい声で歌って」と言います。
子供たちは、高音も話し声と同じ声のまま出そうとしてしまい、その結果、声が嗄(か)れてしまいます。

歌好きな子ほど、一生懸命歌って、声が嗄れています。
慢性化して、ずっとハスキーなままになってしまうお子さんもいてかわいそうです。

 「本当の大きい声」とは、響く声です。  のどの力を抜かないと、響く声を出すことはできません。

呼吸ではお腹も使いますが、その前に「声は喉から出るよ」と、まずは正しい喉の使い方を教えるべきです。

2.音痴になる。

あなたのお子様は本当に音痴なのでしょうか?

いいえ、違いますよ!
お子様のほとんどは、ご安心ください!
音痴ではないです!

高い声の出し方が分からないために、出しやすい音程に下げてしまって歌っているお子さんも多いです。
裏声の練習・裏声と地声を混ぜる出し方を覚えれば、音痴は直ります!

それと、音程を合わせられないお子さんには、歌詞を発音するときの下あごの開き方と舌の動かし方で、音程の改善がされることがわかりました。

3.声変わり時に混乱して、歌に対してコンプレックスになることも。

小学校高学年頃から、男の子だけでなく女の子も声が変化します。
それまでキャアキャア言っていれば歌えてたものが、声が太くなって高音が出ずらくなります。

特に、声変わりの真っ最中の男の子は、すぐ嗄れたりひっくり返ってたりして、大変デリケートなので無理をさせてはいけません。

発声方法をちゃんと教えてあげないと、歌うと喉が痛いと嫌になったり、コンプレックスになってしまいます。

子どもへの『正しいボイストレーニング』とは?

オリンピックでタイムを伸ばす研究がされているのと同じように、ボイストレーニングの世界でも、楽に歌えるようなるトレーニング方法が開発されています!

 「声には『地声』と『裏声』という2種類があるんだよ。 

まずは、そこから教える必要があります。



1.「地声」の出し方を整える。

叫んで大きく出していた地声→ 喉に負担のかかりにくい地声の出し方へチェンジする必要があります。 
いい地声を出すために「ただ大きく口を開ければいい声になる」、「お腹に力を入れれば声が良くなるか」というと、それだけでは解決できません。

喉に負担のかかる地声は、大きく分けて2通りあります。
①息の混ざったザラザラした地声
②声量は大きいが叫んでるようなきつい声

①の地声を直すには、腹筋や背筋を使った呼吸法と、声帯をしっかり使って(閉鎖して)声を出す練習をします。
②の地声を直すには、小さく細い声を出す練習をしていきます。


2.「裏声」の出し方を教える。

大抵は「裏声って何?」から始まります。

裏声を練習していくと、喉の力を抜いて歌う感覚が身に付きやすくなること、ミックスボイスが出るようになり音域が広がります。

しかし、裏声を教えるのに、いきなり声楽の太い裏声を練習させるのは、息漏れや力みの原因になりますので、子ねこの鳴きまねなどで、細い裏声を出すようにしていくことです。
そうすると、喉に力が入らず、息が漏れない、きれいな裏声が早く出るようになります。


「この子は高い声も地声で出せるから」と裏声の練習をしないまま放っておくことは、実は、大変危険です!!

地声は、喉への負担が強いので、歌っても短時間しか歌えない喉ということになってしまうのです。

ミュージカルなどで強い地声を出したいお子さまは、喉のスタミナを持たせるためにも、地声の筋肉だけに頼ってこっを出すのではなく、裏声を出すの筋肉も含めたボイストレーニングをしていくべきです。

 裏声の練習することで、結果的には、大きくて伸びのある地声を出せるようになります。 

3.地声・裏声と両方が自然に混ぜった声を出せるようにする。

「地声っぽいけどすごく楽だなあ~。高い声が出しやすい!」という声が方が混ざった声(ミックスボイス)になります。
よく響くので、余計な力みがなく声量のある声が出せます。

 

地声から裏声でひっくり変えることがなくなるので、歌うことに対しての恥ずかしさもなくなることでしょう。


当スクールのキッズたちの歌は、聴いていても耳がキンキンすることはありません。
喉が楽に歌えるので、歌うことも心から楽しんでいます。

喉の使い方をちゃんと覚えるには?

スポーツやダンスなどの習い事をする時には、腕や腰、足や首など、身体のそれぞれの動かし方や力の入れ方など細かく教わると思います。

例えば野球のピッチングで、「このように腕を振れば遠くにボールが飛ぶよ。これだと飛ばないよね?」
と教えますよね。

声を出すことも同じで、首の筋肉の使い方、口の開け方、舌の動かし方、息の吐き方によって、声質や高さを調節します。

「こんな口の開け方にすると、こんな高い声が出るよ」「こうやって喉を使うと、おじさんみたいな低い声が出るよ」と、色んな声を一つ一つ練習していくのです。

子どもにそんな難しいこと言ってわかるの?とおっしゃるかも知れません。
いえいえ、サッカーでボールの蹴り方を教わったり、ダンスでのステップを練習することと、何も変わりません。

「こんなふうに口を開けたらこんな声が出る」
「こんなふうに舌を動かすことで、言葉の発音が変わる」
「喉のこの部分をこう動かすと、こんな音色になる」
『自分の出てきた声と、身体の感覚を一致させる』ということを練習していくことで、子どもでも自分の声をコントロールし、自由に歌が歌えるようになります。

大人の生徒さんにも同じようにレッスンしていますが、子どもの方が柔軟なので早く習得できます。

幼児や小学校低学年の子でも、 数か月で、地声・裏声・ミックスボイスと、音域は2~3オクターブは出せるようになります。 

また、喉や舌のコントロールをできるようになると、英語の発音を覚えるのも早くなります。

「学校で歌ったときに歌のうまい子だ!と言われた」と、嬉しそうに話してくれた生徒さんもいました。

小学校から中学高校までずっと習いに来ているお子さんは、すっかり歌が自慢になっています!

ですから、「うちの子は音痴かも」「苦しそうに歌っている」「高い声が出ない」など、お子さまの声や歌が気になる方は、是非一度当スクールの無料体験レッスンを受けてご相談ください。

「どんな練習をしていけば、お子さまがのびのびと歌を楽しめるようになるのか」対面でもオンラインのレッスンでも、しっかり診断させていただきます。

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歌うことはすごく楽しいことですし、世界共通です。
それが苦手になってしまうなんて、本当もったいないです!

アンヴォ―カル・ピアノスクールでは、小学生のみなさんが歌で自分を表現する楽しさを知って、 歌うことが好きな子になれるようレッスンしていきます! 

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