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子どもへのボイストレーニングの効果

2018年07月01日(日)9:35 PM

こんにちは!代表の浅井です。


「小さい子に教えて意味あるの?」とか、「歌なんて自然に覚えるんじゃないの?」と、不思議に思われることが多いです。
子どものボイストレーニングの必要性があまり広まっていません。

でも、日頃お子さんたちに接している私は「ピアノと同じように、小さいうちからやったほうがいい!」と思うのです!

レッスンを初め受けにいらっしゃる生徒さんでは、
「幼稚園や学校で歌う時に、大声を張り上げて歌ってたために、ハスキーになった」
「この子音痴なんですよ」
というお母様が多くいらっしゃいます。

学校では、教育として歌の歌い方を学んでいるはずなのに、なぜでしょうか?

幼稚園や学校で見過ごされるボイストレーニング

体育の授業ではけがをさせないように最新の注意を払って行なわれています。

しかし、音楽の授業では子どもが「歌うと喉が痛い」と言っても、ほとんど対処しないということが多いです。

学校の音楽の先生は、小中高の教員免許を取るために、声楽を勉強します。
声楽は基本的に裏声で歌うことしか勉強しませんので、普段地声で歌っている子どもたちとまず温度差が生まれます。

幼稚園や保育園の先生は、発声についてはほとんど勉強してきていないので、地声しか出せません。

地声しか出せない先生、裏声しか出ない先生。
そのためにどのような問題が生まれるでしょうか?


1.高い音域の曲を力づくで歌わせる。

ほとんどの学校の先生たちは、子供たちに「とにかく大きい声で歌って」と言います。

裏声の出し方を教わっていない子供たちは、地声だけで高く出そうとしてしまい、結果声が嗄(か)れてしまいます。

歌好きな子ほど一生懸命歌って、嗄れています。
慢性化して、ずっとハスキーなままになってしまうお子さんも多いです。

「本当の大きい声」とは、響く声です。
まずのどの力を抜かないと、響く声になっていかないです。

2.音痴になる。

あなたのお子様は本当に音痴なのでしょうか?
いいえ、違いますよ!お子様のほとんどは、ご安心ください!音痴ではないです!

高い声の出し方が分からないために、出しやすい音程に下げてしまって歌っているだけです。
裏声の練習・裏声と地声を混ぜる出し方を覚えれば、音痴は直ります!

3.声変わり時に混乱して、歌に対してコンプレックスを持ってしまう。

小学校高学年頃から、男の子だけでなく女の子も声が変化します。
それまでキャアキャア言っていれば歌えてたものが、声が太くなって高音が出ずらくなります。

特に、声変わりの真っ最中の男の子は、すぐ嗄れたりひっくり返ってたりして、大変デリケートなので無理をさせてはいけません。

発声方法をちゃんと教えてあげないと、歌うと喉が痛いと嫌になったり、コンプレックスになってしまいます。


子どもへの『正しいボイストレーニング』とは?

オリンピックでタイムを伸ばす研究がされているのと同じように、ボイストレーニングの世界でも、楽に歌えるようなるトレーニング方法が開発されています!

「声には『地声』と『裏声』という2種類があるんだよ。

まずは、そこから教える必要があります。

1.「地声」の出し方を整える。

叫んで大きく出していた地声→喉に負担のかかりにくい地声の出し方へチェンジする。

「ただ大きく口を開ければいい声になる」、「お腹に力を入れれば声が良くなるか」というと、それだけでは解決できません。

喉に負担のかかる地声は、大きく分けて2通りあります。
①息の混ざったザラザラした地声
②声量は大きいが叫んでるようなきつい声

①の地声を直すには、腹筋や背筋を使った呼吸法と、声帯をしっかり使って(閉鎖して)声を出す練習をします。
②の地声を直すには、小さく細い声を出す練習をしていきます。


2.「裏声」の出し方を教える。

大抵は「裏声って何?」から始まります。

どんな声が裏声か教えるには、動物の鳴きまねなどで裏声を出す感覚が掴んでいきます。
「この子は高い声も地声で出せるから」と裏声の練習をしないまま放っておくことは、実は危険です!!

地声は、喉への負担が強いので、歌っても短時間しか喉が持たないということになってしまうのです。
また、裏声を出していくことで、喉の脱力の仕方がわかりやすくなります。


3.地声・裏声と両方が自然に混ぜった声を出せるようにする。

「地声っぽいけどすごく楽だなあ~。高い声が出しやすい!」という声が方が混ざった声(ミックスボイス)になります。
よく響くので、余計な力みがなく声量のある声が出せます。

地声から裏声でひっくり変えることがなくなるので、音域もかなり広がりますよ。

 


当スクールのキッズたちの歌は、聴いていても耳がキンキンすることはありません。
喉が楽に歌えるので、歌うことも心から楽しんでいます。

必要なのは、喉の使い方をちゃんと覚えること。

体を動かす習い事をする時には、腕や腰、足や首など、身体のそれぞれの動かし方や力の入れ方など細かく教わると思います。

例えば野球のピッチングで、「このように腕を振れば遠くにボールが飛ぶよ。これだと飛ばないよね?」
と教えますよね。

声を出すことも同じで、首の筋肉の使い方、口の開け方、舌の動かし方、息の吐き方によって、声質や高さを調節します。

「こんな口の開け方にすると、この高さの声が出るよ」と、色んな声を一つ一つ練習していくのです。

子どもにそんな難しいこと言ってわかるの?とおっしゃるかも知れません。

いえいえ、サッカーでボールの蹴り方を教わったり、ダンスでのステップを練習することと、何も変わりませんよ。

子どもがボイストレーニングを受けるということがメジャーでないために、皆さん知らないだけです!!

『自分の出てきた声と、身体の感覚を一致させる』ということを、大人のレッスンでも全く同じようにやっていますが、子どもの方が柔軟なので早く習得できます。

幼児や小学校低学年の子でも、地声・裏声・ミックスボイスと、2~3オクターブは出せるようになります。

「学校で歌ったときに歌のうまい子だ!と言われた」と嬉しそうに話してくれた生徒さんもいました。


小学校から中学高校までずっと習いに来ているお子さんは、すっかり歌が自慢になっています!

歌うことはすごく楽しいことですし、世界共通です。
それが苦手になってしまうなんて、本当もったいないですよ!

みんなを歌好きな子になるれよう、レッスンいたします!

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